御神体の意義へも繋がる

仏教思想を極めた人ならば、本教の御神体の御前に進めば「やっと巡り会えた」という感懐に浸るはずです。これは神道では「時代の転換を導く」力そのものと捕らえられています。また、ユダヤ教でも同じように繋がってゆくと思います。

ユダヤ教に関する論議のうちで、「初めに、神は天と地を創造された」で知られる『創世記』に関する問いがあります。永井晋氏は次のように述べています。非常に興味深いことなので紹介しておきます。

「ユダヤ教にとって最も重要な句が、アルファベットの第一文字『アレフ』ではなく第二文字『ベイト』から始まっているのはなぜか、という問いである。カバラ-の伝統では、『アレフ』は神を象徴する文字であり、それが隠れ、退却することによって、『ト-ラ-』のテクストという神の『痕跡』が刻み込まれる余地が生じたのだと考える。起源は初めから不在なのであり、痕跡としてテクストによって根源的に代補されているのである。」

このことにはもっと深い意味が隠されているのですが、教えが出揃った時点で解説します。ただここでは、本教が、神代文字の「あ」という文字を御神体とするように啓示され、「教義」にある御神名をお唱えするようにさせていただいたていることへ繋がって行くことを認識しておいていただきたいと思います。その意義を裏付けているところです。