人口動態統計に見る危機

もう一つの報道は、日本の人口が初めて「自然増から自然減」に転じた、とするものです。人口動態統計では、誕生者106万7千人に対して死亡者107万7千人ということらしいですが、「超少子化」が取り沙汰されたばかりなのに本格的に人口減少時代に突入したようです。これは、2007年問題と併せて考えると危機的状態です。

政府は少子化相を設けて対策を講じさせております。確かに社会保障給付費の70.4%は高齢者向けに使われ、児童・家族向けは3.8%であるということですから、予算配分の検討は必要です。しかし、日本社会が「安心して子供を生み、育てる」という環境ではなくなりつつあることの方が問題なのです。

女性が出産を機に「家庭か職場か」という不幸な二者択一を迫られる状況は続いております。また、子供が被害に遭う事件が増えています。そして何より、「若者の精子が減少している」ということがあります。「日本子孫基金」の資料を見てください。

1998年3月の研究結果(帝京大学・押尾茂講師)では若者34人中33人の精子がWHO基準を満たしていなかったそうです。7年前の状況です。環境ホルモンの影響を受けてのことのようです。食事と住環境をしっかりと見直さなくてはなりません。

「有機食品を25%以上食べている人は、精子がほとんど減っていない(デンマ-ク)」という報告があるそうです。また、妊娠初期に環境ホルモンの影響を受けてセルトル細胞(精子数の決定に関わる重要な細胞)が少なくなると、精子数は回復できないそうです。

そのため、「日本子孫基金」では「有機溶剤汚染が少ない中古でリフォ-ムしていない住まいを選びましょう」と呼びかけております。また、「住まいに潜む毒性物質(例えば、殺虫剤や防ダニ剤、芳香剤、合成洗剤、防水スプレ-、食器シ-ト等々)を避けたい」とも呼びかけております。後ほど資料をご覧ください。

そして、先ほどの中国からの有害物質の襲来で、「精子数減少」に拍車が掛けられる危険性があると言われております。危機的状態の中で私達は生活しているのです。

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