御教え集23号 世界にミロクの世が生まれた

六月十六日

昨日のお祭りは、箱根地上天国模型完成祝賀記念祭ですが、これはたいへんな意味があって、つまりいよいよ世界にミロクの世が生まれたという意味になるのです。

そのことを書きましたから、いま読ませます。

(御論文「神仙郷地上天国の大いなる意義」朗読)著述篇第十一巻五三九-五四二頁

いま読んだように、これはいつかも話したことがありますが、「ゴーラ」という言霊は、「ゴ」は、「火」で、「火」は「霊」です。それで「ゴ―」と続けるのは、火が続くことです。「ラ」は「渦巻くこと」「螺旋」です。霊界ではいよいよ左進右退的活動が始まるのです。そうするとそれはどういう結果になるかというと、火の霊気はつまり火素ですから、浄化作用が強くなるわけです。そうするとこの左進右退の渦巻きがいっさいのものに行って、ある程度浄化されたきれいなものは中に入れますが、汚いものは外にはねられてしまうのです。大浄化作用です。ですから残ったものは善で、はねのけられたものは悪ですから、自然に善悪の立別けがついてしまうわけです。それでこの渦巻きを自然に通って、はねのけられない人を作るのが救世教の信仰です。あなた方ははねのけられないでしょうが、しかしあんまり慢心したり取り違いをしたりすると危ないですから、そこをうまくやってもらえばよいのです。

それで中にはスーッと通る人もあるし、通っても閊えたりして、かなり苦しむ人もあります。それでそれが一番現れるのは病気です。これはあなた方が始終浄霊していて、だんだん浄化が強くなって、強くなるほどどっちかに片づくのが早くなるのです。助かる死ぬということがはっきりするのです。これは日のたつに従って、そういうようになってきたということで充分分かるわけです。ですからこれからは非常におもしろくもなるし、恐ろしくもなるし、間違っている間違っていないの結果が早く分かるわけです。けれども、私の話をよく聞いて御神書を読んでみれば、そう難しいことはありません。それでいままでの小乗信仰と違って窮屈なやかましいことはないのですから、本当の意味さえ分かれば楽々と峠は越せるわけです。

一番肝腎なことは、小乗的考えの人は、自分で理屈をつけてそれが本当だと思い込んでしまうのです。だから一生懸命にやりながらかえって間違ってしまうのです。

これは大本教のお筆先にうまいことを書いてあります。「人民が良いと思ってした事は、神の眼から見れば間違っている事が沢山あるぞよ」というのがあります。

だから良いと思い善と思っていることが、実は神様のお邪魔になることがあります。

それは自分の思うことが本当だと思うからです。そう思うということは慢心なのです。

だからお筆先には慢心取違いを一番注意してあります。それで「人民の眼で分かるような、そんなチョロコイ仕組みは致してないぞよ。神界の事は、分からんと思いたる人は分かったのであるぞよ」というのがありますが、御神書を読めばどこかしらにチャンとありますから、それさえよく気に止めて判断すれば、別に難しいこともなにもないので、かえって楽なのです。

だから間違っていることをやっている人は、骨折ってます。いろんな苦しいことをし骨折ってやってますが、それは間違っているからです。楽々と行くのが本当なのです。

それがいままでの宗教とは違います。いままでの宗教は地獄的宗教であって、天国的に救うことはできない宗教です。というのは力がないのです。救世教は天国を造る宗教であるから、そのやり方も天国的やり方でなければならないのです。結局力です。いままでの宗教は力がなかったのです。キリストにしろ釈迦にしろ力がないのです。だから理屈はいろいろうまく説くが、実際の力がないから、本当に救えなかったのです。というのは夜の世界ですから、いままでの力は月の力ですから、ごく弱かったのです。だから極楽や天国を造ろうと思っても、どうしても邪神に邪魔されて、思うようにゆかなかったわけです。ところが今度神様は私にその力を与えられていますから、それはなによりも、弟子がキリストと同じような奇蹟をさかんに現わすのでも明らかです。キリストを作る力ですから、それは大きなものです。

それで力というものは霊体一致すると力が出るのです。いままでは霊体が一致しなかったのです。霊体一致ということは、火と水がチャンと結ぶと本当の力が出るが、いままでは結ばなかったのです。というのはキリストは緯の教えを説いて、釈迦は経の教えを説いて、離れ離れになっていて結ばなかったから力が出なかったのです。ですから力という字は、経の棒を引いて緯を結んで十の字になっているが、結ぶと初めて力が出るのです。そうして左進右退にまわり始めるのです。ですから力という字は、十の字になって左進右退にまわるのですが、文字は神様が作ったのですが、実によくできているものです。

人間でも「人」という字が霊と体になっています。もっともいまの人は逆で「入」の字になってます。そういうわけです。

そこで箱根はいまも読んだとおり東西の中心です。東が経で西が緯ですから、ここがつまり十の字の真ん中になるわけです。それで十の字の真ん中になっている所に初めて地上天国の模型が出来たのですから、いよいよ世界に地上天国が出来るというわけです。

ですからこれが大きくなれば世界的になるわけです。そこで開闢以来ない結構なものができたわけです。非常にめでたいわけで、昨日という日はちょうど、建国祭といえば日本ですが、世界の建国祭、世界の紀元節みたいなものです。ですから本当言うと、一九五三年はもう終わりになって、今年は新紀元の元年になるわけです。この間の歌に、新しい紀元ができるということを書きましたが、それが分かるとなかなかおもしろいというよりか、はっきりするわけです。そういうことも神様は前から決めてあるのです。

【御講和篇10 P293】

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